アンドレア・パドヴァ Andrea Padova

イタリア在住。彼の名を一躍世界的に広めたのが、1995年国際バッハコンクールの優勝である。
それ以来、彼はニューヨーク(カーネギーホール)、ワシントン(ワシントン・パフォーミング・アーツ・ソサエティ)、モントリオール、ローマ(イタリア放送交響楽団)、ミラノ(ミラノ・スカラ座)、ミュンヘン、テルアヴィヴ、イスタンブール・・・など、世界中でコンサートを行っている。
 
ワシントンで行われたゴールドベルク変奏曲の演奏は、ワシントンポスト紙にて「ピアニスト、アンドレア・パドヴァは音を詩に変えてしまう。彼の緻密な技巧はすべての小節において響きあふれていた」と評された。
ピアノをアルド・チッコリーニ、ヴィンセント・ヴィタール、エリック・ラーセンに、作曲をフランコ・ドナトーニにローマ・サンタチェチーリアにて師事。
また同時期に著名な作曲者、ボールズ、ペトラッシ、ドナトーニ、そしてバーンスタインとのコラボレートも行っている。また、国際バッハコンクールを筆頭に多数のピアノコンクールを受賞している。
 
付け加え、アンドレア・パドヴァは作曲家としても多くの賞を受賞している。
彼の作品はカーネギーホールを始め、サンタ・チェチーリア、ウルビーノ音楽祭、ウィーン・コンテンポラリー音楽祭等で幅広く演奏されている。
 
彼の初のソロ・クロスオーヴァーCD「Landscape in Motion」では彼は2006年に栄誉あるヴェネリ賞を獲得。
また、イタリアの音楽雑誌「Insound」誌において、2枚目のCD「Notes posted on the refrigerator」とミラノ・スカラ座でのショパンのコンチェルト第2番のコンサート成功によって「2008年・最も優れたイタリア人ピアニスト」に選ばれるなど、名実ともに備わった世界的に注目を集めるピアニストである。
 
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